カンパリみかん

絵画と音楽とホメオパシーと放課後BBSHをつらつらと。基本は酔いどれ日記。

どんど

今日は、どんど焼の日なんですね。

 

昔は左義長とか言ってたみたい。

今でもそういうところあるかな。

 

日本中世史の授業で初めて「左義長」ってのを耳にした。

 

私の住んでいる集落は開発された時期こそ江戸中〜後期だけれども、

人が住み始めたのは明治の直前。

 

左義長らしいことは大晦日にやっちゃっている。

 

大晦日は、

町内の班がシフトを組んで神社でのお焚き上げ的なものの火の番をすることになっている。

 

これはその年内に死者が出た家はメンバーから外れるけれども、

それ以外は絶対に行かなきゃいけない。

 

だから、

我が家は基本的に大晦日は家で過ごす。

旅行、とか一切ない。

葬式があった年でも大晦日に家をあける感覚になれなくて、いつものごとく家にいた。

 

いまだに、神社の行事と自治会の有り様がないまぜになっているのって、

古い土地みたいに感じるけど、

実はそうでもないんだよね、だって明治くらいからの自治体だもの。

 

最近は弟がその火の番に出てくれている。

 

夜通し火を焚くので、

毎年シフトがずれていくようになっている。

きつい時だと夜中の2時から、とか。

すごい夜中の時は番をしている時間が短く設定されているけどね。

 

夜中の当番が当たっていたある年末、

手持ち無沙汰を慰めるための酒を飲みつつ火の番をしていると、

派手な格好の若者がふらりと神域に入ってきた。

 

一緒に火にあたり、酒を酌み交わしつつ、

大晦日のあの不思議な雰囲気を味わっていた。

彼も大晦日の仕事を終えて帰宅するところだったらしい。

 

その帰り際にその若者、

 

「大変ですね、お寺も」

 

と。

 

弟、突っ込めなかったそうです・・・。

 

うちの地域流のどんどのお話でした。

 

磯の春

地歌手事物 京風手事物

作詞:惺園煌鳳 菊岡検校とも 陸放翁(陸游)の詩に想を得る

作曲:三絃、筝共に幾山検校

三絃:本調子二上がり 筝:半雲井平調子

 

ことの音に7年過ぎし夜の雨

軒より落つる面白さ

知らで悔しと唐土

人の言いけん言の葉を

思い出ずれば諾なれや

月雪花の移り香に

浅く染まめや我が袖に

床しく残る磯の春

(手事)

その越しかたの慕悪る

同じ心に倣いつつ

世に面白き糸竹の

調べを友となして遊ばん

 

まず、筝の手付けが難しいです。

三絃と合わせるとなると、これまた大変そう。

 

京手事ものといえば筝の手付けは八重崎検校、のところ、

この曲は三絃と筝の作曲が共に幾山検校という珍しいパターン。

 

八重崎検校の手付けに飽きることはないのですが、

いやむしろ、八重崎検校の手付けがあってこそ、の名曲はたくさんあるので巨匠に違いないのです。

 

それでも、

どこか「八重崎色」ってのはあるものなのか、

この曲の筝手付けは全く個性的。

 

3回くらい弾いてみて、

ようやく、なんとなく言いたいことがわかった感じです。

 

巻きで

年末に不調だったスマホ(Zenfone2 Laser)。

それまでは充電中にのみ再起動を繰り返していたところ、

いよいよ年も押し迫ってきた頃になって、

気が向いた時に再起動する、と決めたようです。

 

加えて、

アプリの起動も予測がつかなくなりました。

 

アップデートがあったわけでもないのにパスワードの再入力を求められたり。

 

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リカマンで見つけた電話の受話器についているみたいなパスタを豆苗その他色々で混ぜた。

仕事始めはいつもの神社での正月祈祷での奏楽。

2日に始まりました。

それまでにはなんとかしておきたいので手続きをしようとしたら、

 

今度は家のネットがおかしい。

 

もう、これは私が国家に仇なす者としてマークされているとしか思えない・・・っていうのは冗談で(そんな重要人物じゃないし)、

おそらく家のネット周辺機器も寿命がきているのでしょうね。


急いで職場へPCを持ち込んで、空き時間に手続きをしました。

 

IIJmioの会員なので端末だけでも割賦で買うことができます。

www.iijmio.jp

 

それでも本人確認書類は必要なので、

満身創痍のスマホに鞭打って写真を撮り、手続き完了。

とりあえずのケースと画面保護のシートを注文してあとは本体の到着を待つのみ。

 

今までのZenfone2 Laserのスペックは、

CPU:Snapdragon 410MSM8916

ROM:16GB

RAM:2GB

内部ストレージがやや少なくて外部ストレージは必須でした。

データをこっちに移せば問題なかったです。

 

一方、

次なるZenfone4 カスタマイズは、

CPU:Snapdragon630

ROM:64GB

RAM:4GB

 

だいぶんとお利口になったみたいですね。

それでもオリジナルのZenfone4に比べれば、CPUは控えめで、RAMも2GB少なくなっておりますが、

私にはこれで十分だな。

Zenfone4ではSIMスロット2つあっても、

一個はデータ用のSDカードに使うことになるので、

常時2種類のシムカードを入れておくことはできないみたい。

Zenfone2 laserに比べればスロットの出し入れが楽そうなのでここは問題なさそうね。

 

Zenfone2LaserってSIMカードの出し入れは奇跡を待つ心持ちで本体と本体の背面カバーを開けていたから、開けるために爪を伸ばしていたからね。

引っ越し作業完了

年末に突然始まったスマホの不調。

 

良い機会と考えて新調することにしました。

 

camparimikan.hatenadiary.jp

 

長らくドコモを使っていたものの、

長期契約者への特典がどんどんなくなって行くのを目の当たりにしてソフトバンクに乗り換えました。

PCがMacだから面倒がないんと違うかな〜、と思いまして最初のスマホiPhone。当時は大手キャリアの中でiPhoneを扱っていたのはソフトバンクだけだったのが理由。

 

BBSH復学が現実化に近づいた頃に「格安ケータイ」の存在を知り、

それが今後の自分の生活スタイルに合っていると判断して

大手キャリアから脱出しました。

 

それがこの子。

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Zenfone2 Laser。

なんとか片手で入力ができるサイズで、

純正のカバーをつけるとかなりスッキリで気に入っていました。

 

新しい子はZenfone4。

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現行の多くのスマホの中では通常サイズか小さめと思われますが、

旧機よりやや大きい。

ケーブルもUSB Cタイプ・・・ケーブルを買い直さなきゃね。

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なんとも間抜けなことに、

simカードのサイズが旧機と違うことを見逃していて、

本体が届いた先日に追加で注文しました。

 

simのサイズ変更をネット上で申し込んでからしばらくは使えなくなっていた音声通話とSMSは本日復活。

 

旧機の内部ストレージが少なかったせいでできる限りアプリも外部ストレージに保存していました。

おかげで乗り換え後の作業が楽だったように感じます。

 

旧機で撮影した写真はPCに移して外付けストレージの空きを増やします。

Macでアンドロイドをつなぐ時に必要なアプリってのがあることをここでようやく知って、Android File Transferを導入。 

最初に端末を読み取ってもらえなかったのは使用していたケーブルがデータ転送に対応していなかった、という凡ミスゆえ。

 

なんやかんやで10日ほど、

色々調べまくって楽しみました。

「暴れん坊将軍」でよく見たやつ

先日、久しぶりに受けたセッションで帰り際にオススメされたのがこちら↓

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火打ち石(めのう)と打ち鎌

昔、テレビ時代劇「暴れん坊将軍」の「め組」のシーンで、

おかみさんが、いざ出動!ってサブちゃんにやってたやつ。

 

大晦日に伊勢に行った時に、

おかげ横丁の「宮忠」さんで買ってこようと決めていました・・・サイトでこういう商品を扱っておられるのを知っていたから。

 

hiuchiishi.ise-miyachu.co.jp

 

火打ちかまは大きく分けて2種類。

従来通りのものと、

より火が出やすい「らくらく火打鎌」。

 

店頭で試し打ちをさせてもらうことができました。

 

「らくらく」の方は火花が出やすい仕様になっています。

鎌の部分がレギュラー品に比べて太いの。

持ち手に埋め込まれた金属部分がボルトでくっついているとか。

 

火で浄化するためのものなんで、

とりあえず火花が出ないと意味がないのですが、

従来品は火が出にくいとか。

 

試してみると、

そうでもなかった。

 

力を入れ過ぎなきゃ大丈夫。

従来品は、金属部分が磨り減った時に、

持ち手に隠れている部分をひっくり返して使い続けることができるのだそうな。

 

打鎌は決まったので次には石。

 

おなじみの火打ち石に加えて、

ローズクオーツ、アメジスト、水晶も使えるみたい。

 

店頭にあった火打ち石国産めのう。

600円くらいの小ぶりなものを選びました。

私は手が小さいからそれくらいがちょうどよかったの。

 

気が向いたら時々、打っています。

 

 

春へ向けて

お正月行事が終わり明日のメイン職場仕事始め前に、

次の季節のための準備をします。

 

この3月の終わりに、

所属絵画教室の成人会員による絵画展を開催することになりました。

 

計画自体は1年ほど前から持ち上がっていて、始動したのが去年の5月。

会員の皆さんにアンケートを取るところから始めました。

 

若い子は20歳前、最年長は80歳くらい。

現役芸大生もいれば60歳を超えて絵画を始めた人もいます。

絵画制作のバックボーンも生活環境もバラバラです。

 

会期や開催場所云々の前に、

そもそも、やるかやらんか。

 

そこからスタートしました。

 

なんとか、

会の概要が固まって、

年末に公の機関に後援をお願いしました・・・これをいただけると公民館などの公の施設にDMを置いていただけるからです。

 

ちょうど今日はまとまった1日休みでしたので、

この作品展用のDMを作っていたところへ、

この年末の申請に対する許可が下りた旨、連絡がありました。

 

これで、

堂々と告知ができますね〜・・・ってことで出来立てホヤホヤのデータをあげます。

 

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これが表。

こちら↓は宛名面。

 

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地図を1から作るのは断念して、

以前の教室全体展のDMからコピペ。

 

ここへきて、

表面がたてなのに気づいたので直すことになりそうです・・・。

これからがお正月

レギュラーの仕事は12月30日まで。

 

で、

ここ数年お世話になっている神社の新年祈祷奏楽が2〜4日。

6日からレギュラー職場に立つので、

年末年始は雰囲気を味わう感じです。

 

合間の完全オフの大晦日は友人とお伊勢さんへ。

元日はほとんど寝ていました。

 

神社での新年祈祷奏楽が終わって、ようやくホッとしました。

気楽な雰囲気で、

好きな曲を儀式に合わせて吹くだけなのにね。

 

お正月はみなさん特別な思いで神社にお出かけになるのだな、と改めて感じました。

 

私なんぞは3日間だけですが、

神社の方はこれが1月中は続くのですから、

本当に大変なお仕事だな、と思うのです。

 

代々受け継ぐ神聖な存在を祀る場所であり、

同時に、

生身の人間のいろんな思いを受け止める場所。

 

そこを維持するのは膨大なエネルギーが必要とされる。

 

それをご自身のお役目として淡々と受け入れる。

 

そういう人たちの存在がかろうじて今のこの国を支えているんじゃないかな、とも思うお正月でした。