お札をおさめに参ります
去年のゴールデンウィークに初めてお参りしてからもう何回目?
その去年の1回目お参りでお神札をいただいてきたので今が交換の時期。
GWに入ると道が混むし、
それを逃すとちょっと先になりそうなので急遽、お参りしてきました。
はい、
天河大弁財天社さんです。
ナビが新しくなったせいか、すごく変な道を走らされました。
金峯山寺の参道を無理矢理通り、
くねくね山道を走る走る。
もっとスムーズに行けるはずなんだけどな・・・。
前回のお参りに同行した母は初めての参拝ですっかりここが好きになり、
今回も一緒に出かけました。
思うところあってご祈祷もお願いしてきましたよ。
お次はこちら・・・
源九郎稲荷神社のホームページ | 源義経&源九郎狐ゆかりの「源九郎稲荷神社」の公式ホームページです
お稲荷さんにまつわる不思議な符牒がありまして、
ある方からお参りするように薦められました。
ここ5年ほど、
地元では有名なお稲荷さんをお祀りする神社で奏楽させてもらっています。
楽人さんの高齢化にともなう交代(楽人さん側からのお申し出)に伴い、今に至ります。
そのお話を頂く前日に、
これまた急に、箏曲三絃の社中演奏会でのワタクシ的目玉曲が『水の変態』から『狐会』に変わったのです。
本当に急な展開で、残された時間も少ない。
でも先生としては「これ!」という感じで『狐会』を弾くことになりました。
いざ取り組んでみると、
曲のノリはよくて好きなのですが、
歌詞の内容につながりがなく全体がつかめません。
そこで曲の来歴を調べてみると、
その曲は個人でお稲荷さんをお祀りしているお家でのお祭で演奏された曲だと分かりました。
歌詞は狐にまつわる伝説(それ以外もありましたが)をくっつけたもののようでした。
当時は所属していた団体を私の身勝手でひどい形で辞めていた頃で、
もうご神前で笙を吹くことはないだろう、と思っていたときでしたので、
この流れは非常に興味深く感じられました。
一昨年以来、お世話になっている方から、
そういうところで吹くのなら、と薦めていただいたのが伏見稲荷とこちらの源九郎神社さんです。
車をなんとか置いておく場所をみつけて、参道を歩きます。
中の写真は撮り忘れました・・・
このしだれ桜が美しかったです。
中村勘九郎さんによって植樹されたそうですよ。
歌舞伎の人気演目「義経千本桜」に源九郎狐さんが出てくるので、
歌舞伎関係者さんやそのファンの方から崇敬されているそうですよ。
ボランティアの方によって手入れされているお花がたくさんありました。
私の大好きな椿「日光」や絞りの一重、「百合椿」も咲いていました。
元々は、羽柴秀長(豊臣秀吉の弟)が自身の守り神がないことを大和郡山のお寺の方に相談なさったときに、
吉野にお祀りされている源九郎稲荷さんを大和郡山に勧請するように薦められたことから、
この地にあるそうです。
その後、歌舞伎の流行と、
勿論、このお社にお祀りされている神様の御神徳を慕って多くの方がお参りされるようになりました。
そういう経緯ですので、この神社は氏子さんがいらっしゃいません。
崇敬者の方々のお力で維持されているのです。
加えて、宮司さんも今のところいらっしゃらないそうなので、
このことはおそろしく大変なことだと思います。
きっとそれは私の想像を遥かに越えている・・・
土鈴とお守りを頂いて来ましたよ。