海の色
ちょっと前まではラリマーって石が大嫌いでした。
なんかイラっとしたのです。
三大ヒーリングストーン、とか言うふれこみもいやだったのかもしれません。
いかにも!っていう雰囲気がだめ。
基本、石は大好きなので大概のものは受け容れることができていましたが、
ラリマーだけは無理無理。
店頭で見るだけでおぞけがするくらいに嫌いでした。
ま~、しかし、
嫌いと好きは同じ。
そこに感受性があるんです!
そこに感受性があるから「好き」にも振れるし「嫌い」にも振れる。
これがホメオパシーでいうところのポラリティーってやつですね。
今年に入ってから大好きになってしまいました。
小さめのペンダントトップを買ったものの早くも金具が壊れてしまいました。
いずれ大きめのを買おう、とセンサーを張り巡らせていました。
求めるのは、
「今の自分にみあうもの」
ではなく、
「3年後の自分にみあうもの」。
先日おじゃました店で偶然にもラリマーを発見しました。
やはりここか、
と思いつつも、そのときは手持ちがなかったので出直しました。
で、買ったのがこれ↓
結局、
3年後の自分にみあうものは選べなかったような気がしています。
ショーケースのなかでは中くらいの大きさ。
大きさの割に価格も低め。
でも、石は本人にあうかどうかが重要らしい。
さんざん悩んで色々と理由をつけて候補をあげてみても、
結局、一番最初にみたこれ↑をお願いしました。
「そうだよね~、濃い色の方がいいよね~、あなたは」
と独り言を呟く店主。
色んな色が入っていて、
明暗の段階が多いところが気に入りました。
特に下のほうの編み目模様。
海の青。
浅瀬から遠瀬。
波打ち際からマッコウクジラやダイオウイカが棲むような深海までのグラデーション。
一緒にこちら↓もお願いしました。
元々から好きなタイプの石。
薄い紫色。
これは日光にあたると退色するらしい。
「これも下さい」
とお願いしたらこちらについては、
「え?ふーん」
そういう微妙な反応のあと注意事項として紫外線で劣化しますよ、と事務連絡モード。
どこまでも謎な店主。
帰宅後、両者ともにリセット・・・ホワイトセージで燻して磨きました。