藪の中
今日は稽古の後、ここ↓へ。
お客さんの個展開催中。
うーん、よくわからないけど、
美容室の一階がギャラリースペースになっているのか?
古いお家を改装した様子だった。
作品にスペースにマッチしていたよ。
お互いにお互いをよく分かっての展示だと感じた。
その会場の近くでなつかしい洋菓子店に出会う。
ブランブリュンさん。
大学時代に一回だけ立ち寄ったことがある。
80周年なんだってさ・・・すご。
思わず、これまた懐かしいガトーショコラを買って帰る。
ただいま、東名阪のリフレッシュ工事中のため、道路が恐ろしく渋滞している。
行きはしぶしぶ東名阪を使ったが、帰りは名神経由で帰った。
同じくらいの時間がかかるなら車を動かしていた方がましだもの。
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6月に恒例の演奏会があり、先日その下合わせにでかけた。
舞台のときにお手伝いいただく「おことやさん」は何軒かあって、
最近、そのうちの一軒が演奏会時の日当をあげてもらえないか、と仰ったのだそう。
そうだよね、そういう交渉もありだ、
と思いきや、その「おことやさん」、速攻出入り禁止になった。
は?
そんな無体な交渉をもちかけたのか?
と思ったけど、そうでもないらしい。
「おことやさん」はこっちの言い値で働かなきゃあかんの?
職人さんは職人さんの言い分があり、
こっちはこっちで言い分があり、
それらを、へんな思いをくっつけずに誠意をもって伝えあわないと、
ただでさえ厳しいこの業界、どうやって最大の目的である「次代に伝える」を遂行できるの?と思ってしまう。
私なぞは、同世代には珍しく、母も、両祖母も含めた周辺の人間に「おこと」をやっていた人がいない。
だから、自分の代からこの業界に入って右往左往している私には分からないこともあるのかもしれないね。
ましてや、「京都=みやこ」ど真ん中の業界に、田舎=伊勢の人間がまぎれこんでいるのだものね。
その田舎者の感覚ではわからないことがあるのかも。
しかし、シンプルじゃないなあ。