秋の夜長に2
今にそこそこ満足しているけれども、
「あの時ちがう選択をしていたらどうなっていたかな」
と思うことがいくつかあります。
「秋の夜長に1」謎の外商さん
に続きましては、
理系大学への編入のために通っていた予備校でのこと。
休み時間に次の授業のための資料を取りまとめるのを手伝っていた時に、
「進学のためのお金に困っているなら援助したい」
と、唐突に提案・・・
「この一回こっきりの資料のホチキス留めへの報酬にしては大きな話じゃないか」、
と思ったので、
「お金はありますので結構です」
とお断りしました・・・実際、困っていないですし。
当時から、
西洋医学ベースの現場に入る目的で勉強していたものの、
その先には東洋医学とか補完医療が視野に入っていて、
その点でその講師の方と話題は少しはかぶっていたようでした。
(今でもその方向性に変わりはありませんが、
漢方を始めとする中医学の扱う物質レベルを超えた分野に手を染めているので、
仮にその講師の方とお話ししたとしても噛み合わないでしょう。)
関心分野の若干の共通もありましたが、援助の理由がわかりませんでしたし、
その援助に見合うリターンも思いつきませんでしたので、
そのようにお断りしました。
そして、
その数ヶ月後にその講師の方は人員整理で解雇されていました・・・まずは自助ってやつですかね。