遠の朝廷4
不思議な九州旅行記の続きです。
宗像大社の後は糸島に連れて行ってもらいました。
夫婦岩があります。
二見浦の夫婦岩よりも軽快な色の岩です。
海の色も明るい。
岩の前には鳥居があります。
久しぶりの海ですよー。
海に足をつけるなんて何年ぶりかな。
打ち寄せる波にボーっとしています。
一応、
海に面していて、かつては海上交通で栄えた町に生まれ育っているの親近感があります。
帰りがけに、周辺地図を見ていて「伊都国」の名前が目に飛び込んできました。
糸島は『魏志倭人伝』に登場する伊都国に比定される場所。
「その話、最近どこかで聞いたな?」
と記憶を辿りました。
そういえば、
7月9日の満月の日に、
BBSHの先輩の遠隔一斉ヒーリングは糸島から送られたのでした!!
こういうのが「インスタ映えする」ってやつでしょうか?
糸島にはおしゃれなカフェがたくさんありまして、
そのうちの一軒でいただいた食べ物。
糸島の後には筥崎宮。
楼門の扁額「敵国降伏」は亀山天皇のご宸筆を小早川隆景が臨写したもの。
それを受けての「敵国調伏」なんだそうです。
そりゃ、
いきなり攻めてこられて(その前段階で外交文書は届いていたけど)砲弾を打ち込まれたら、
「ハァ!?」
ってなるわね。
亀山天皇は大覚寺統の祖 でもう一方の皇統・持明院統との両統迭立が後々の南北朝時代の原因の一つになるわけで、
そのほかのエピソードを拝読するに、
歴史のターニングポイントにおいてなかなかの濃いキャラだったのではないかと。
ご神域には蒙古軍が残していった錨の部材がありました。
こちらは筥崎宮で買ってきた「おはじき」。
秋大祭の放生会の期間のみ授与されていたのが人気のため(そしておそらく色々問題が発生したため)に作られた別のものだそうです。
筥崎宮の縁起に関係するモチーフやおめでたいものをデザインして博多人形師さんがお作りになったそうです。
17種類入っていますよ。
筥崎宮で九州不思議旅行は終了。
時間に余裕のあるメンバーは住吉さんにもお参りしたようです。
旅行まではあんなにひどかった皮膚の炎症が、
帰ってくるとあら不思議、
どんどん改善していって、
ようやく元の生活リズムに戻ることができつつあります。
お声をかけてくださった方、
ご一緒してくださった方、
糸島とのご縁を繋げてくださった方、
ありがとうございました。