カンパリみかん

絵画と音楽とホメオパシーと放課後BBSHをつらつらと。基本は酔いどれ日記。

音の力

この次元のものは大概、波動と無縁でいられないと思います。

身近でわかりやすい波動は音。

色もそうかな。

今日は音のお話。

音自身には目に見えるかたちがありません。

でも、

それが作用した形を目撃することができたりして。

因果関係は100%確たるものではないですけどね。

***

昔、老人介護施設で演奏をしたことがあります。

特殊な楽器でのメンバー構成でしたので、

合奏以外にも楽器紹介もかねて各楽器それだけでの演奏も交えたプログラムでした。

観客席のなかにはときおりうつろなまなざしの、

認知症が進行した方もおられました。

それが、ある楽器を演奏した途端に目に光が戻り、

とつぜんご自身の思い出をとうとうと話しはじめました。

そういうこともあるんだな、と感じた瞬間でした。

同時に、可能性としてはおおいにあるよね、と思いました。

音は目にみえません。

でもそれだけ。

目に見えないだけで何かの作用は間違いなくあります。

ですから音楽療法やらなんやらがあるのでしょうけど、

私はそっち方面ではないスタンスで音楽を続けてきました。

純粋に音楽としてパフォーマンスしたり伝えたり。

外側への関心ばかりだったとも言えます。

それが先日受けたセッションで、

今迄わたしを助けてきたのは音楽だ、と教えてもらいました。

もちろん、

体の調子が悪くて出口が見えない時も演奏することでなんとか精神の平衡を保っていました。

でも、そういうことではなくて、

ただ単にでかけただけならかなりの影響を受けるタイプの私がまあまあ無事でいるのは、

そこで楽器を鳴らしているからだ、と。

普段からもなるべく毎日、なんらかの楽器を練習しているのでそれも良いのかもしれません。

なにはともあれ、

自分にとってあまり好ましくないエネルギーとご縁をいただいてしまう自分を反省すべきだし、

そこへの感受性を低くすればいいことなのですよね。

そう助言してくださったかたにお話すると、

「反省よりまずお祓いしてください!」

だってさ。

はい。