知り合いまるけ
↑これをもらいに行ってきましたよ・・・というのは冗談半分で、
市民展の最終日がたまたまお休みになっていたこともあって、
はじめて展示をまじまじと観て来た。
今までは出勤日ばかりでそそくさと搬出してきたばかりだったから。
表彰式も去年は出ることが出来ず、今年はじめていかようなものか観て来た。
新聞での入賞者発表があったので、「お!これお客さんやん」ってのもわかる。
自分が出品した部門以外だったので、それも表彰式の前にみようと早めに家を出た。
先に、お客さんの方を観に行く。
この地方の特徴的な工芸である伊勢型紙の作品。
大作だった。
熊野古道を彫型で表現してある。
渋紙に小さな無数の穴をあけて画面を作る。
白と茶の世界。
熊野古道の木陰の涼しさまでも感じられる作品だった。
さて、洋画部門へ。
招待作家さんと一般がごちゃまぜに展示してある。
こっぱずかしいけれども自分のも確認。
会場でどう見えるかもみておかないと・・・と思ったら、なんか食い入るように観ているヒトがいる・・・
他の作品もえらい熱心にみてる。
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数日前に結果発表があったあとの教室で、
一位の市長賞と奨励賞の1人を除いて全員うちの教室の関係者と判明していた。
昨日、観に行ってくれた知り合いが図録をみせてくれて、市長賞の方の名前を確認。
すると・・・
!
幼稚園~中高の同級生のお義姉さんじゃないか!
FBの投稿でその人が洋画を描いていることは知っていた。
でも直接の知り合いじゃないので遠巻きに見ていた感じ。
表彰式には同級生のお母さんとお兄さんも来ていて、これでお互いの身元は判明した。
面白いこともあるんだな~。
緊張して知り合い以外に話しかけるのを躊躇していたら、
向こうから話しかけてくださった。
受賞した作品はその方も私も通っていた幼稚園の風景だとうかがった。
こびとが住んでいるらしい。
そして、周囲の急激な住宅化に伴って、
その敷地も開発されるかも、という話だった。
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絵をガン見していたのはその方だった。
お互いに技法は気になるもんね・・・でも私はそこで一歩踏み出して聞きに行くことが出来ないんだな。
話してみて本当に好感の持てる人だな、と思った。
その人間の良さが絵に出てるよ。
奨励賞のもう1人は高校生で、全然知らない子。
その子を除いては全員知り合いだった、というわけ。
面白いこともあるもんだ!