カンパリみかん

絵画と音楽とホメオパシーとBBSH(放課後)をつらつらと。基本は酔いどれ日記。

地獄の釜の蓋

死亡記事が多いここ数日。

有名な方がばたばたと亡くなっている。

そんななか、昨日はがきが届いた。

宗匠が亡くなったらしい。

もう随分なお年だったし、仕方の無い話。

私が実際に稽古場でお見かけしたのは二回くらい。

でも自分が通った稽古場の先生方や、今の稽古場の先生はみなこの宗匠を慕っている。

この業界でも一目置かれた存在だ、と他のお家で事務員として働いていた同級生が話していたことがある。

正直、わたしは家元だか宗匠だかってのが気にくわない。

肩書きが気に入らないというか、そこをその人の入り口にしちゃうのが面白くない。

だいたい、お茶ってのの大部分が私にあわない。

ばか正直に「お茶一服飲むことはできます」なんて言った日にゃあ、

巻き紙の招待状がくるよね、きっと。

でも、

私が尊敬する先生はもちろん、

あーんなことしちゃう、この業界の重要ポジションの影武者さん役の方も、

この亡くなった宗匠を心から尊敬していた。

今の宗匠の稽古しか知らないけど、

今の宗匠稽古の雰囲気は好き。

すっきり、シンプル。

(でも、色々他の事情があってそっちの稽古場からは遠ざかっている。)

20年前よりかはこの世界が好きになったけれども、

まだ元の稽古場に通うだけの力は戻っていない。

いつかは戻るのかな。

まだ宙にただよったままの質問。