走った
カレンダーの都合で今年は今日から年末年始の休み。
一日あるだけで違うな。
朝から洗濯機を回している間に、
お墓の掃除、洗車、お得意様へのカレンダーを届け、注文していたおせち用の食材を受け取る。
別のお得意さんにカレンダーを届けて帰宅。
その間によく噂を耳にする巨大な園芸センターに立寄り、
園芸センターだけではなく、
野菜、穀物、干物(!)、あられ等の集積する場所であることを知る。
明日の伊勢お礼参りに備えて、
2年越しで念願ののカメラ備品を調達した。
昔の木枠を再利用して小さな(といってもF8くらい)作品を進めてみる。
来年の決まっている分の演奏会用の曲はさらっておく。
これだけで充分年末を味わった気分だ・・・。
カレンダーのお届けは仕事の関係なのに、
休み期間を考えれば個人的に消費してしまうであろう
みかんやら青ネギやら正月菜やら味噌煮込みうどんを頂いた。
正月菜を入手できなかった母は喜んでいた。
今年最後の営業日に、お客様でもあり同じ絵画教室の仲間でもある方とそのお母様がご来店。
わざわざスタッフ人数分のカレンダーをご用意くださってそれをお持ちいたただいたのだ。
「赤富士」モチーフの絵画をお探しということを伺い、
もしよければこれをもらってください、と先の額装コンクール出品作品をお見せする。
個人的には1位をもらった作品よりもストレートに病的で好きな作品。
でも自分では飾らないよな~、と思って貰い手募集中だった。
いや~、これだけが富士山ではないでしょ?
富士山のtoatality、全体性って何よ?
そこから出発して、
ん~、富嶽三十六景とは?
そんな道筋で、富士山をあらゆる方向から描いた「富嶽三十六景(実は四十六景)」全部を見せよう、と。
まずは46の作品を透明フィルムにプリントアウトし、
それらがすべてバランスよく収まるマットを作る・・・これが偶然にもうまく行った。
額の裏板と透明フィルム部分の間に数ミリの空間を作ってその間に渋めの金マットを仕込む。
透明アクリル板に主人公のポストカード「凱風快晴」を浮かせて固定し、46景マットとの距離を広めにとれるガラス押さえを作る。
さらに適当な幅のガラス押さえを作って、額棹と主人公(ポストカード)の間に距離を持たせる。
そういう、やや地味ながらも手間のかかることをしている・・・けどぱっと見はわからんね。
浮世絵というより琳派な棹を使った点は反省している。
もらってくださった方は、
「凱風快晴」の絵柄を想像して探しておられたということで、
押し売り的にお渡ししちゃったよ。
気に入らん作品ではなかったのでそこのところは遠慮なくお渡しした。