苦手なもの
前の学校で、言葉を扱うのが上手い、と言われたことがある。
それも何人もの同級生に。
小論文の指導をしたこともあるし、
そういえば、自分は文学部だったな。
でも、私が最も苦手とするのは、言葉によるコミュニケーション。
苦手意識があるし、それによる「あいたたた・・・」な感覚が多いので、
そうならないようにボキャブラリーを増やし、表現方法を模索しているから、
そうなっちゃうのかね。
反対に、息をするようにできて、とても楽なコミュニケーションは、
言葉ではなく、
音とか色とか、ざっとまとめてエネルギー。
言葉にならないもの。
そういう媒体の方が、バイアスがかかりにくくて、理解しやすい。
心地のよい和音、またその逆。
計算された不協和音もある。
反対色を使って主役を引き立たせるとき、
同系色で無難にまとめるとき。
フィールドの触感。
言葉以前のものたち。
「ここ」を少し面白くしてくれるものたち。